インド占星術における土星
インド占星術では
吉星 木星 金星 水星 明るい月
凶星 土星 火星 ラーフ ケートゥ 太陽 になります
火星と2大凶星になります チャートを見るときに 土星と火星のアスペクトの重なるハウスは厳しいことになります
また土星は木星とともに 結婚をはじめ大きな出来事を実現させる原動力となる惑星でもあります
土星のトランジットは一般的に 辛いことを引き起こします 有名なのが自分の月のあるハウスから 12 1 2ハウスを運行するサレサティです
土星の象意
人物でいえば 老人 使用人となります
性質としては思索的 悲観的 忍耐という意味があります また真面目 誠実神経質
苦悩 抑圧 遅延 障害 損失の悪い意味 遅いのは何でも遅くしてしまう
達成に時間のかかる事柄は吉
寿命を示します
品位が悪く他の凶星と絡むと 非常に悪くなります
色は黒色 宝石ブルーサファイア
土星の品位
中立 | 減衰 0~20 |
友好 | 友好 |
ムーラ 0~20 |
Sa | 敵対 | |
定座 | 敵対 | ||
中立 | 敵対 | 高揚 0~20 |
友好 |
土星とこの惑星が絡むと
惑星の強さ 品位 支配によっても変わってきます
月
これはメンタルにとってはよろしくありません 月がどの星座にあるかではサンヤーシとも関連します ダシャーにもよりますが がまんしての鬱病等には要注意
太陽
この組み合わせは上司や父親 目上の方との関係など上手くいかない傾向
水星
土星も水星も中性の惑星なので1-7軸にあると結婚生活の問題が生じる
建築 構造計算
金星
結婚や恋愛に苦悩 問題が生じる お見合い結婚向き
火星
2大凶星の組み合わせ コンジャンクトしたりアスペクトが重なるハウスの象意に傷
エンジニア 論理的
木星
どのハウスにあるか そのハウスの象意と 木星と土星が支配するハウスの象意に成功をもたらす
ラーフ
凶星と凶星の組み合わせは 状況を悪くし緊張をもたらします
ケートゥ
うつや神経症 病気 引き籠り
土星がこのハウスにあると
どこを支配するかでも色々変わりますし他の惑星との絡みでかなり変わります
土星は凶星なのでウパチャヤハウスにあるのが好ましい
1ハウス
定座以上でシャシャヨーガになり良い側面 勤勉まじめ 大器晩成 品位が悪いと性格暗め 不健康 気難しい
2ハウス
話すことが苦手 口が重い 話すのが遅い ネガティブなことを話す
3ハウス
努力家 責任感 達成する力
4ハウス
母親 家の問題 定座以上でシャシャヨーガ
5ハウス
土星は中性で子をもたないという意味もあることから 子供のテーマは良くない
生真面目に考えすぎる傾向がある
6ハウス
よく働き 最後には完成する力
7ハウス
結婚は遅くなる傾向 土星は7ハウスでディグバラを得る 定座以上でシャシャヨーガ
8ハウス
長寿(必ずしも健康ではない) 色んなことうまくいかない 慢性病
9ハウス
品位が悪いと幸せ感じづらい 信仰心がない傾向
10ハウス
政治家 リーダー 地位 定座以上でシャシャヨーガ カリスマ
11ハウス
努力して成功
12ハウス
不幸 うまくいかない